こんにちは!
本日は、「知覚過敏」についてのお話をさせていただきたいと思います(*^^*)
歯がしみるから歯医者さんにいったら、「知覚過敏ですね。様子を見ましょう。」と言われた経験のある方も多いのではないでしょうか?むし歯でもないのに歯がしみる知覚過敏、一体なぜ起きてしまうのか疑問に思われた方もいらっしゃることでしょう。
正常な歯であれば、口の中に露出している部分の外層を硬くて刺激を遮断できるエナメル質でおおわれています。その層がなくなり、中にある象牙質が露出すると、刺激は象牙細管(象牙質の中を放射状に走る管)を通じて歯髄(歯の神経組織)に伝わります。このとき、歯の神経は刺激を痛みとして脳に伝えるため、しみるという症状が起こります。
むし歯の場合、虫歯菌の作る酸によってエナメル質が溶かされてしまい、歯がしみます。知覚過敏は、強い嚙み合わせの力や、歯ブラシをゴシゴシと強く当てすぎることなどによって、歯肉に近い部分のエナメル質が削れてしまうことで象牙質がむき出しになり、しみてしまうのです(*_*)
知覚過敏に対する処置としては、
①適切な力による正しいブラッシング方法を身につけて頂くこと
②歯の表面へのコーティング(染み止めのお薬の塗布)や欠けた部分に詰め物をするなど、外からの刺激を遮断する。
③かみ合わせが悪く、歯に負担がかかっている場合は、噛み合わせの調整を行う。
歯がしみる症状でお困りの方は、放っておかずに歯科医院でむし歯なのか知覚過敏なのかの診断を受けられることをお勧め致します(^-^)
茨木市・茨木駅の歯医者 こてら歯科クリニック