朝晩は急にひんやりしてきて秋を感じる季節になりました。寒暖差が大きい時期ですので皆様くれぐれも体調にはお気を付けください。
さて、今回は『歯ぎしり』について少しお話させていただきます。
一度ご自身の前歯の状態を鏡で観察してみてください。
下の写真のようになっていませんか?
前歯の先端がすり減って先端が平らになっていたり、茶色っぽくなってはいませんか?また、よくみると細かい亀裂のようなものが歯に走っていませんか?
これらは何かぶつけたり、特別固いものを噛んだりしたのではなく、おそらくご自身で寝ている間に歯ぎしりされたり、無意識にくいしばりなどの噛む力が歯に過剰に加わっている可能性があります。
軽度であれば問題はないのですが、進行してくると虫歯や知覚過敏のようにしみてきたり、場合によってはズキズキ痛んでくることもあります。また、顎の関節に負担がかかり口が開きにくくなったり顎関節症を発症することもあります。
歯ぎしりの主な原因はストレスと言われています。
ストレスをなくすことが根本的な治療法と言えますが、
それは現実的には不可能に思えます。。
そこで、歯ぎしり・くいしばりに対して対症療法ではありますが、
ナイトガードといわれる装置を睡眠時に装着して頂くことが有効です。
過度な力から歯を守ることで歯の寿命を延ばすことができるかもしれません。
少しでも気になる方は是非ご気軽にご相談ください。
こてら歯科クリニック/茨木市・茨木駅の歯医者/インプラント予防歯科