皆さまこんにちは!
本日は、歯のホワイトニング効果についてのお話をしたいと思います。ホワイトニングと訊くと、芸能人のような白い歯になることをイメージされている方も多いかもしれません。
実はこのホワイトニング、みんな同じように白くなればよいのですが、実は効果が出やすい歯と出にくい歯があるのです(>_<)💦
暖色歯(赤、オレンジ、黄に近い色)の変色歯はホワイトニングの効果が出やすく、寒色系(黒、グレーに近い色)の変色歯はホワイトニングの効果が出にくいといわれています。
これは一体どうしてなのでしょうか?ホワイトニングとは、専用の薬剤を使用して、歯の表面を覆っているペリクルという膜を一時的に除去して歯の中に入り込み、変色の原因物質を白くしていきますが、作用は大きくわけて2つあります。
一つ目は、歯の有機質や無機質と変色の原因物質との結合を切り離すこと。
2つ目は、原因物質の分子を細かく切り、バラバラにすることで変色を目立ちにくくすることです。
ホワイトニング効果の目立つ暖色系の変色歯と、効果の目立ちにくい寒色系の変色歯について考えてみる時、変色の原因物質を脂肪量に例えてみるとわかりやすくなります。
どういうことかと申しますと、脂肪量が多い(変色原因物質の分子量が大きい)、太った人(暖色系の変色歯)は、少し痩せる(色が変わる)だけでもダイエット(ホワイトニング)効果が目立ちます。
一方、脂肪量が少ない(変色の原因物質の分子量が小さい)痩せている人(寒色系の変色歯)は、すこし痩せても目立たないというわけなのです。
少し難しいお話になってしまいましたが、ホワイトニングの効果には個人差があるということを覚えていただけたらと思います😄
茨木市・茨木駅の歯医者 こてら歯科クリニック