こんにちは(^-^)
皆さま、「良い歯」を育てるには子供のうちからの食生活がとても重要だということをご存じでしょうか?
特に2歳から6歳の幼児期は、これから生えてくる永久歯の発育や、顎や全身が健康に成長するための準備期間です。この時期にその人の味の嗜好、食習慣、噛む習慣が身についていきます。
乳歯の時からよく噛むことによって、顎の骨、咀嚼筋などの発育が促進されるので、歯ごたえのある硬いものを与えて、よく噛む習慣を身につけさせることが大切です。現代は軟食傾向が進み、歯ごたえのない食感が好まれる傾向にありますが、軟らかい食べ物というのは、加工しすぎのものが多く、栄養も偏り、野菜不足やビタミン・ミネラル不足になりがちです。そのようにならないように、無理のない範囲で幼児期から硬い食べ物を与えることが必要となってくるのです。
また、「甘いもの」には注意しなければなりません。砂糖の摂りすぎは、むし歯の原因となるだけでなく、ビタミン、カルシウムを大量に消費してしまうため、栄養バランスを崩し、健康上の問題を引き起こす原因となります。なるべく砂糖を使用しない味付けに慣れさせ、みりんなどで甘味をつけるなど工夫をしてみるのも一つの方法です。おやつはなるべく自然のものを与えるのが良いです。砂糖を多く含むものや、栄養価の低いもの、化学物質を多く含むものは控え、季節感のある果物や栗、イモ類、スルメ、ナッツ類など噛み応えのあるものもお勧めです。
歯に良い食事の基本は、バランスよく何でも食べることも大切です。現代は野菜嫌いの子供が多く、野菜の摂取量が不足している状態です。好きなものだけを食べていては偏食になってしまいます。調理法などを工夫して、なんでもまんべんなく食べる食習慣を身につけさせることが大切です。
茨木市・茨木駅の歯医者 こてら歯科クリニック